阪急交通社エジプト・ナイル川クルーズ〈おひとり様参加〉②ルクソール東岸観光
初日はカイロから空路でルクソールに向かいしました。ルクソールは、テーベと呼ばれ栄えた古代の都です。ここではカルナック神殿とルクソール神殿を観光しました。
最初に向かったのはカルナック神殿です。
この神殿は今から約4000年前にテーベの守り神であったアメン神に捧げるために造られました。
見どころの大列柱室。
円周が約15m、高さ23mの円柱がなんと134本もあります。柱の上部はキノコのようですが、これは葉の開いたパピルスの形。
これはエジプトの神殿などでよく見かけるマーク。
左がアンク、「生命」を意味します。右はピラミッド、「永遠」の象徴です。2つ合わせて「永遠の生命」です。
アメンホテプ3世が神に捧げた巨大なスカラベの像。3回まわると幸せになるということで、皆さんくるくる回っていました。
スフィンクスの参道。
スフィンクスの頭は羊です。なぜ羊かというと、ファラオを守護するアメン神の分身が牡羊だからだそう。
次に向かったのはルクソール大神殿。
アメンホテプ3世が着工してトトメス3世が拡張し、ラムセス2世が完成させた大神殿です。
ローマ時代にはがれきの山となり廃都となっていたテーベは、遺跡を利用してキリスト教(コプト)教会がつくられるようになったそうです。なんだか急にリアルな絵。
はじめはラムセス2世とネフェルトイティ王妃と考えられていたこの像。というのも男性の像の足元のカルトゥーシュには「ラムセス2世」と刻まれていました。しかし顔の若さや髪形、服装がラムセス2世とネフェルトイティ王妃の時代のものではないということで、調べたらツタンカーメンとアンケセナーメン王妃だと分かったそうです。
ルクソール西岸の観光については下のブログをご覧ください。