阪急交通社エジプト・ナイル川クルーズ〈おひとり様参加〉④ホルス神殿・コム・オンボ神殿
4日目はホルス神殿、コム・オンボ神殿、ワニの博物館を見に行きました。
まずは馬車でホルス神殿に向かいます。風が気持ちいいです。
エドフのホルス神殿
この神殿を建築した人はその後殺されてしまったそう。理由は2つ。入場口の横にいる神の大きさが均等ではないこと。窓(?)を設計するときに忘れていたらしく、無理やり入れたら神様のレリーフにかぶってしまったということ。たしかに、言われてみればお粗末ですが、殺さなくても…と思ってしまいます。
この神殿の左側には、プトレマイオス3世誕生殿があります。誕生殿とは、ホルス神が日々生まれ変わる秘儀を行った場所で、妊婦や子を授かりたい女性にとっての神聖な場所だったそうです。
このレリーフ、麦の穂が片方は開いていて、片方は閉じています。妊娠検査薬がない時代は、おしっこを麦の穂にかけて、妊娠しているかどうかを確かめたそうです。ホルモンの影響で変わってくるんですって。
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コム・オンボ神殿
この神殿は二重構造になっていて、左半分は大ホルス神、右半分はワニ神を祭っています。この神殿付近からはワニのミイラが300体も見つかったらしく、そのワニたちは博物館で展示されています。
コム・オンボ神殿のレリーフはめずらしいものがたくさんありました。
これは外科手術に使われた道具。はさみなどがあります。
赤ちゃんの誕生!
薬の用法用量まで記されています。さし棒でさしているのが、「口」です。これは「飲む」という意味。下に点が3つ彫られています。これで「薬を3つ飲む」ということ。
これはナイルメーター。
階段のどの位置まで水が来たかでナイル川の氾濫度合いを確かめます。
ルクソールの観光は以下の記事をご覧ください!